這次我要翻譯的文章是內海隆一郎寫的短篇小說<ぬくもり>(溫暖),日文老師還沒口頭翻譯過喔。
由於先前的日文翻譯作業全用手寫,在看了其他同學的作業之後,決定跟上時代潮流,使用日文軟體打日文作業,雖然麻煩(鍵盤沒有五十音,要用羅馬拼音打),但有一個好處,把要翻譯的部分貼在翻譯網頁,選擇日翻中功能,立刻出現文法怪異的的中文翻譯,再經過修改潤筆,就可以交作業了。(懶惰)
在翻譯短篇小說的時候,我動用了一本漢字查詢字典、無敵電子字典和新買的SHARP8410,日文某些漢字和我們所認識的漢字不太一樣,也不知讀法,所以,有一台日日字典真的很方便。比如「脇」(わき),我用SHARP8410漢字源的功能查到這字的讀音,然後再用日漢字典查出這是「胳肢窩」,花了幾分鐘,就為了查一個漢字,很有趣又無奈吧。
ぬくもり 溫暖
日曜日のタ方なのに、田辺さんが乗ったバスは、とても混んでいた。
雖然是星期日傍晚,田邊太太所搭乘的公車上,卻非常的擁擠。
バスが停まるたびに乗客が増え、立っている人が押し合うようになった。人垣の間に、幼児を片手に抱いた若い母親がいた。一方の手で、懸命に吊り革にしがみついている。
公車每一停靠就增加乘客,站著的人變得互相推擠那樣,一群人中間,有個年經的母親用一隻手抱著幼兒,另隻手拼命緊緊抓住吊環。
「もしもし……お子さんをお預かりしましょうか?さあ、だっこしましょ」
「請問,妳的小孩我暫時幫妳看顧好嗎?來,我抱抱。 」
座席に腰かけていた田辺さんが声をかけた。小柄な母親の苦闘ぶりが痛々しかった。
坐在座位上的田邊太太打招呼。身材短小的母親的苦戰樣子看起來非常可憐。
「すみません。……じゃ、お願いします」
「不好意思,那麼就麻煩您了。」
母親は、すぐに子供を渡してよこした。
母親馬上把小孩交了過來。
「もう大丈夫よ。……おばあちゃんのお膝で、ママのお顔お見てましょうね」
「已經不要緊了囉。坐在奶奶的大腿上,看著媽媽的臉吧!」
田辺さんは、買い物袋を脇に寄せて、その子を後ろ向きに抱いた。一歳ぐらいの子が、むずかりもせずに、ちんまりと坐った。
田邊太太把買東西的袋子挪到旁邊,背靠著自己的抱著那個小孩,一歲左右的小孩,不哭不鬧,小巧可愛。
毛糸の帽子やケープから、あまいミルクの匂いが漂っていた。ちいさな手が田辺さんの親指を握っていた。丸いお尻から、快いぬくもりが膝のあたりに伝わってきた。
從毛線帽和披肩飄散著甜的牛奶香味。小手握住田邊太太的大拇指,愉快的溫暖從圓圓的屁股傳到大腿周圍。
田辺さんはうっとりして、自分の娘の幼いころのこと思い出していた。三十数年前の、あのころは毎日こうして、幼い体を抱いていることができた。
田邊太太悠然陶醉於快感之中,想起自己女兒年幼時的事情。三十幾年前,那時候每天就像這樣抱著年幼的身體。
――育児に追われて慌ただしかったけど、結局いちばん幸せな日々だったわね。
為著養育幼兒生活,雖然過得慌慌張張,但是,結果那一段時期是非常幸福的每一日。
その一人娘が、結婚相手は自分で見つけるからなどと言って、のんきに会社勤めをしているうちに、三十半ばになってしまった。
那個獨生女說,結婚對象不是自己遇見的不要,悠哉悠哉的在公司工作著,一下子來到了三十多歲。
さすがに本人も慌てたらしく、お見合いを重ねて、去年の春ようやく結婚した。
就連本人也好像很驚慌,反複相親多次,去年的春天總算結婚了。
せっかくの喜びと裏腹に、このところ田辺さんは、気持ちの張りを失っている。
對於好不容易得來的喜悅,田邊太太反而好像失去好心情的動力。
「あたしたち、子供はつくらないことに決めてるの。この歳で育児なんて億劫だもの」
「若是我們的話,決定不生小孩。在這個歲數育兒實在很提不起勁。」
会うたびに、娘がそう言うからである。田辺さんは、がっかりしている。
因為女兒每次在見面的時候總是說那樣的話,田邊太太感到非常失望。
バスがに住宅地に入ってから間もなく、
巴士進入住宅地區不久,
「すみませんでした、次で降りますから」
「不好意思,我下一站下車」
母親が手を出して会釈した。田辺さんは、大切なものを奪われるような気がした。
母親點了頭行禮致謝,伸出手抱小孩。田邊太太感到像是被奪走重要東西一樣的心情。
母子が降りてしまっても、お尻のぬくもりが、しばらく膝のあたりに殘っていた。
母子下了車,但是大腿上還暫時殘留著小孩屁股的溫暖。
田辺さんは、三つ先の停留所でバスを降りた。家までの道を歩いている間も、膝のあたりはまだほんのりと溫かかった。
田邊太太,在三站之前的巴士車站下車。走路回家當中,大腿上還有些微的溫暖。
玄関を開けると、賑やかな笑い声が聞こえた。いつもは物靜かな田辺さんのご主人が、珍しく声を立てて笑っている。
一打開玄關,就聽到熱鬧的笑聲。這個身為主人總文靜的田邊先生,新奇的發出聲音笑著。
「あら、お客さまかしら?」
「啊,有客人來呀?」
田辺さんが言うと、娘が居間から出てきた。娘の夫も、照れたような顔で迎えた。
田邊太太一說完,女兒從起居室出來了。女兒的丈夫也出來迎接,臉上像似羞澀一樣的表情。
「なあんだ、あんたたちなの」
「原來是你們啊!」
田辺さんは、少し不機嫌になった。膝のあたりのぬくもりは、消えてしまっていた。
田邊太太有點不高興。大腿周圍的溫暖,消失了。
「牛肉、お父さんと二人分しか買ってこなかったわよ。来るって知らないから」
「牛肉,因為不知道你們要來,只有買我和爸爸的兩人份喔。」
「いいもん、あたしたちだって、すきやき用の神戸牛のいいとこ買ってきたもん」
「沒關係,我們也買了火鍋用的神戶牛肉最好的部位來喔。」
言い合いながら居間に入ると、田辺さんのご主人が上機嫌に言った。
一邊交談一邊進入起居間,身為主人的田邊先生心情愉快的說著,
「この連中、吉報を持ってきたんだ。お前が、待望のお祖母ちゃんになるんだそうだ」
「他們兩人,帶來了喜信!這是你快要當祖母了啦!」
田辺さんは、唖然として娘の顔を見た。
田邊太太目瞪口呆的看著女兒的臉。
「だって、子供つくらないって」
「可是,不是說不生小孩嗎!」
「考え直したの、お二人に孫を抱かせて上げようってね。その代わり、お母さん」
「重新考慮過了,想讓你們兩人抱孫子呢!可是交換條件是,媽媽……」
娘は恩着せがましく、涼い顔で言った。
女兒一副施捨恩惠寺的,用滿不在乎的臉色說著:
「子守りを手伝ってちょうだいね」
「請幫我帶孩子喲。」
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